ちょっとしたハプニング後、出場することになった。ぼくはスタートが切られたあと、アクセルを思いっきり踏んだ。それが過ちだった。スピードにのった赤スイはたこりだし、カーブを曲がりきれず、ささった。そうぼくは赤スイを破壊したのだった。
しばらくして自分は事故ったことを改めて実感した。ぼくは救助され、赤スイは救助が難航するため置いてかれた。赤スイは水の中に水没していた。ぼくは戻ったあと星子さんにノーマル土下座をいくどとなくした。その時の星子さんの笑顔はいつもの笑顔とは違う悲しみを帯びた笑顔であった。
赤スイはその後引っ張り出され、ガードがめくりあがった状態になった。ガードのつけが甘いのは置いておいて、ぼくは罪を犯してしまったことをはっきりと自覚した。金子に、「さっき教えたことやらんかったん!?」とか言われたがそんなこと頭からすっとんでた。ちなみに星子さんの笑顔は消えていた。
その後赤スイを辻先輩にタバコと引き換えにレッカーしていただき、修理し始めた。今ぼくは様々な人の助言をいただきながら修理をしている、エゾサマーまでに赤スイを直すことを胸に。ぼくが今思うことは、ごめんね赤スイ、、、ごめんなさい星子さん、、、